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我が家は天然水のウォーターサーバー(プレミアムウォーター)を使っています。赤ちゃんのミルク作りのために入れて、それ自体は入れてよかったと思っています。
ただ、使っているうちに気になってきたことが3つありました。
- ボトルの保管場所に困る
- 配送のたびに段ボールのゴミが結構出る
- 配送頻度を消費ペースにぴったり合わせにくい
どれも「水がまずい」とか「壊れた」という話ではなく、ボトルを届けてもらう方式そのものから来ています。
そこで、最近増えている「水道水を注いで使う浄水型」「水道管につなぐ水道直結型」に替えたら、この3つは解決するのか。そして月いくらになるのかを、各社の公式サイトの数字で比べてみました。
先に結論を書くと、水をたくさん使う家庭ほど、浄水型・水道直結型のほうが安くなります。ただし解決しないことも、新しく出てくることもありました。
この記事でわかること
- ウォーターサーバーの3タイプの違い
- 4人家族・月60L使った場合の月額比較(6サービス)
- 契約期間と解約金の比較(ここが一番差が出ました)
- ボトル型の不満が浄水型で解決するもの・しないもの
ウォーターサーバーは大きく3タイプある
まず整理します。「ウォーターサーバー」とひとくくりにされますが、中身はかなり違います。
1. 天然水ボトル型
採水地の天然水をボトルで届けてもらう方式です。水の代金がそのまま月額になるので、使うほど高くなります。プレミアムウォーター、信濃湧水などがこれです。
2. RO水(ピュアウォーター)ボトル型
原水をROフィルターでろ過した純水をボトルで届ける方式です。天然水よりリットル単価が安い傾向があります。アルピナウォーターなどがこれです。
3. 浄水型・水道直結型
水道水をサーバーに通して使う方式です。ボトルが届かないので、月額は使う量に関係なく定額。自分でタンクに水道水を注ぐ「浄水型」と、水道管から分岐させる工事をしてつなぐ「水道直結型」があります。アクアバンク、OCEAN、エブリィフレシャスなどがこれです。
浄水型の料金や設置の条件は、公式サイトで確認できます。我が家が使っているのはボトル型(プレミアムウォーター)で、浄水型は使っていません。
【every frecious(エブリィフレシャス)】
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ボトルの保管場所と段ボールのゴミが不満なら、3番目に替えないと解決しません。1と2はどちらもボトルが届きます。
比較の前提
数字を並べる前に、前提をはっきりさせておきます。
- 月60L使う想定(水道直結型OCEANの公式サイトが「4人家族で月60ℓを使用する場合」で試算していたので、それに合わせました)
- 金額はすべて税込。2026年9月2日に各社公式サイトで確認したもの(プレミアムウォーターだけは、ボトルの容量が変わったため2026年9月11日に確認し直しました)です
- キャンペーン・初回割引は含めていません
- サーバー機種で料金が変わるサービスは、一番安い機種で計算しています
- 配送料・事務手数料は地域や注文本数で変わるため、表の下に注記しました
前提が変われば順位も変わります。我が家と同じ条件でなければ、同じ結論にはなりません。
参考までに、我が家の実際の使用量を書いておきます。プレミアムウォーターの12Lボトルが2週間で4本、つまり月8本=96Lが基本でした。夏はそれでも足りず、配送の間隔を詰めて月12本=144Lまで増やした月があります。上の比較で使う月60Lより多い量です。(96Lと144Lは、当時の12Lボトルでの利用量です。ボトルは2026年9月1日出荷分から12.5Lに変わりました)
使う量が多いほど、定額の浄水型・水道直結型が有利になります。月96L使う場合、月額4,400円の浄水型なら1Lあたり約46円。ボトル型は使った分だけ増えるので、差は月60Lのときより開きます。自分の家が月に何L使っているかが、この記事のどの行を見るべきかを決めます。
月60L使った場合の料金比較

| サービス | タイプ | 水の単価 | サーバー代 | 月60Lのときの月額目安 |
|---|---|---|---|---|
| エブリィフレシャス(ライト) | 浄水型(水道水を注ぐ) | 水道代のみ | 2,750円/月(定額) | 約2,770円 |
| OCEAN | 水道直結型 | 水道代のみ(約0.3円/L) | 4,378円/月 | 約4,398円 |
| アクアバンク | 浄水型(水道水を注ぐ) | 水道代のみ | 4,378円/月(定額) | 約4,400円 |
| アルピナウォーター | RO水ボトル | 約111円/L | 770円/月 | 約7,410円 |
| 信濃湧水 | 天然水ボトル | 約156円/L | 0円/月 | 約9,380円 |
| プレミアムウォーター(MOM CLUB) | 天然水ボトル | 約155円/L | 0円/月 | 約9,280円 |
※すべて税込・2026年9月2日時点の各社公式サイトより(エブリィフレシャスは2026年9月16日に追記)。
※エブリィフレシャスはライトの月額2,750円(税込)。サーバーのレンタル料・浄水カートリッジ・配送料・初期費用は月額に含み、水道代は別です。トール・ミニは3,300円、トール+カフェは3,850円(2026年9月16日確認)。
※アクアバンクは月額3,980円(税込4,378円)の定額制です。水道代は別途かかります。
※OCEANは公式サイトの試算で「サーバーレンタル料4,378円+水代約20円=約4,398円/月」。
※信濃湧水は3ガロン(11.4L)1,782円。配送料はトーエル配送エリア(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城の一部)は0円、本州その他385円/箱、北海道・四国・九州660円/箱が別途かかります。3か月で2箱未満だと事務手数料880円/月。
※アルピナウォーターは12L 1,328円(関東エリア)。北関東・関西・東海は1,350円。エコサーバーは1,100円/月。
※プレミアムウォーターは12.5L×2本(25L)3,866円のMOM CLUB加入時(famfit2の場合。2026年9月1日出荷分から、ボトルが12Lから12.5Lに変わりました。新規契約向けの公式掲載料金で、すでに契約している人の料金はマイページで個別に案内されます)。60Lちょうどの注文はできず、実際は2セット(50L)7,732円か3セット(75L)11,598円になります。表の約9,280円は、60L相当に換算した額です。
月60Lという前提だと、浄水型・水道直結型はボトル型より月約3,000〜5,000円安い計算でした。
今回比べた中でいちばん安かったのは、浄水型のエブリィフレシャス(ライト)でした。月60L使っても月約2,770円です。ただし3年未満でやめると解約金が40,000円かかります。
ただしこれは「たくさん使う」前提の話です。月25L(12.5L×2本)程度しか使わない家庭なら、プレミアムウォーター(MOM CLUB)は3,866円、アクアバンクは定額4,378円(水道代は別)なので、逆転してプレミアムウォーターのほうが安くなります。ただし同じ浄水型でも、エブリィフレシャスのライト(月2,750円)なら定額のほうが安いままです。
つまり分かれ目は使う量です。使う量が多いほど定額型が有利になり、少ないほどボトル型が有利になります。飲み水だけなのか、料理や麦茶にも使うのかで変わってきます。
→ 自分の家庭がどちら寄りかは、記事の後半でタイプ別・向いている家庭にまとめています。
契約期間と解約金の比較
料金以上に差が出たのがここでした。
| サービス | 契約期間 | 途中解約の費用 |
|---|---|---|
| プレミアムウォーター(MOM CLUB) | 最低利用期間5年 | 1年未満でfamfit2 45,000円/AURA 50,000円(以降、年数に応じて減額) |
| OCEAN | 36か月未満は撤去料あり | 12か月未満33,000円/24か月未満22,000円/36か月未満11,000円(36か月以上は無料) |
| アルピナウォーター | 定めなし(解約金あり) | 関東・北関東は2年以内14,300円、2〜3年5,500円/関西・東海は1年以内11,000円 |
| 信濃湧水 | 定めなし(解約金あり) | 2年以内14,300円/台、2〜3年5,500円/台 |
| アクアバンク | 公式ページに記載を確認できず | 受取拒否・長期不在等の場合に違約金10,000円の記載あり |
| エブリィフレシャス | 契約期間の定めは無いが、3年未満の解約に解約金 | 3年未満 40,000円(不課税)/台 |
※すべて税込・2026年9月2日時点。金額はプラン・機種・申込日によって変わります。
※エブリィフレシャスの解約金は、利用規約で「契約後またはサーバー交換後3年未満の解約で40,000円(不課税)・サーバー1台あたり」と定められています。サーバーの交換にも手数料(1年未満14,300円、1年以上2年未満8,800円・税込)がかかります(2026年9月16日確認)。
プレミアムウォーターの5年という縛りは、並べてみるとかなり長いほうでした。MOM CLUBは妊娠中〜未就学児のいる家庭向けのプランですが、契約自体は子が小学校に上がっても続きます。入れるときにそこまで考えていませんでした。
アクアバンクは、公式ページに最低利用期間と解約金の記載を見つけられませんでした。申し込む前に必ず問い合わせて確認してください。
浄水型に替えると解決すること・しないこと
解決すること
- ボトルの保管場所…ボトルが来ないので、置き場所の問題は消えます
- 段ボールのゴミ…配送そのものがなくなります
- 配送ペースの調整…注文という概念がなくなるので、合わせる必要がありません
- 重いボトルの持ち上げ…12L(今は12.5L)のボトルを持ち上げてセットする作業がなくなります
冒頭に書いた3つの不満は、すべてなくなります。
新しく出てくること
正直に書きます。替えれば全部よくなる、という話ではありませんでした。
- 天然水ではなくなる…浄水型・水道直結型は水道水がベースです。「採水地の天然水を飲みたい」が理由で入れた人には、そもそも別のものです
- 水道直結型は工事が必要…OCEANの場合、水道配管から分岐させる工事が入ります(公式サイトでは約1時間、設置料は無料)。賃貸だと管理会社や大家さんの許可が要る可能性があります
- 直結型は置き場所に配管の条件が付く…水道から配管を引ける範囲に置くことになります(シンク周りなど。範囲は機種や住まいの配管によります)
- 浄水型は自分で水を注ぐ…タンクに注ぐタイプは、ボトル交換のかわりに給水の手間があります。重いボトルを持ち上げるよりは楽ですが、ゼロにはなりません
- 引っ越しにお金がかかる場合がある…OCEANの移設料は22,000円(分岐工事を伴わない場合は8,800円)
転勤や引っ越しの可能性がある家庭は、直結型を選ぶ前にここを見ておいたほうがよさそうです。
赤ちゃんがいる家庭は、お湯の温度も見ておく
料金とは別に、調乳に使う予定があるならもう1点あります。お湯の最高温度です。
厚生労働省が掲載しているガイドラインでは、粉ミルクは一度沸騰させたお湯を70℃以上のうちに使って溶かす手順で、ボトル入りの水も使う前に沸騰させるよう書かれています。一方、プレミアムウォーターの公式FAQは、ミルク作りへの利用を案内し、調乳には必ず温水を使い、粉ミルクの注意事項をよく読むよう書いています。機種によってお湯の設定温度も違うので、価格だけでなく、お湯の温度とメーカーの案内、粉ミルクの表示も確認しておくのがおすすめです。この話は別の記事にまとめました。
→ 調乳にウォーターサーバーは便利?プレミアムウォーターを使った話
プレミアムウォーターの料金プランそのものの比較(MOM CLUBを含む3プラン)はこちらです。
→ プレミアムウォーターの料金プランを比較【子育て世帯向け「MOM CLUB」は月324円安い(公式の試算)】
断水・停電のときはどうなるか
置き場所と料金のほかに、あとから気づいた違いがあります。断水したときに使えるかどうかは、タイプによって変わります。
- 天然水ボトル型・RO水ボトル型:届いたボトルが手元に残るので、在庫の分は断水しても使えます
- 浄水型・水道直結型:水道直結型は断水すると新たな給水ができません。注ぎ入れるタイプも、タンクに残っている水の量や、非常時に使ってよいかは機種ごとに違います
停電時の出水方法も機種によって異なります。電気がなくても出せる機種と、付属の非常用コックでボトルから直接出す機種があります。契約前に、検討中の機種の公式の案内で確認してください。
どのくらいの量が必要なのかは、農林水産省の資料をもとに別の記事で整理しました。
→ 備蓄水は何リットル必要?粉ミルクは2週間分と書かれていた【農水省】
タイプ別・向いている家庭
調べた結果をまとめると、こうなりました。各サービスの最新の料金や条件は、公式サイトで確認してみてください。
天然水ボトル型が向いている家庭
- 飲み水や調乳に天然水を使いたい
- 月に使う量が25L前後まで
- 工事ができない住まい(賃貸で許可が取れないなど)
我が家が使っているのはプレミアムウォーターで、子育て世帯向けのMOM CLUBプランがあります。天然水でサーバーレンタル料が0円のものを探すなら信濃湧水も候補になります(北アルプスの天然水・全国配送)。
RO水ボトル型が向いている家庭
- 天然水にはこだわらないが、ボトルで届けてほしい
- 配送エリア内(関東・北関東・関西・東海)に住んでいる
- 注文本数のノルマがないほうがいい
この条件ならアルピナウォーターが今回調べた中では一番リットル単価が安く、月々の本数ノルマもありません。ただし配送エリアが全国ではないので、まず自分の地域が対象か確認が必要です。
浄水型・水道直結型が向いている家庭
- 料理や麦茶にも使うなど、水をたくさん使う(月40L以上が目安)
- ボトルの置き場所とゴミが一番の不満
- 同じ家に3年以上住む見込みがある
水道管につないで使い放題にするならOCEAN、工事をせずに水道水を注いで使うタイプならアクアバンクがあります。どちらも月額は定額です。水道水を注ぐタイプでは、エブリィフレシャス(ライト)が今回いちばん安く、月2,750円の定額です(水道代は別)。
なお、アクアバンクは「水道水から水素水を作る」とうたっている機種です。この記事では健康面の効果には触れず、料金と手間だけで比較しています。
まとめ
- ウォーターサーバーは「天然水ボトル」「RO水ボトル」「浄水型・水道直結型」の3タイプ
- 月60L使う前提だと、浄水型・水道直結型(約4,400円)はボトル型(約7,400〜9,400円)より月約3,000〜5,000円安い計算
- ただし月25L程度ならプレミアムウォーター(MOM CLUB)のほうがアクアバンクより安い。分かれ目は使う量
- ボトルの置き場所・段ボールのゴミ・配送ペースの不満は、浄水型に替えるとなくなる
- 代わりに、天然水ではなくなる/水道直結型は工事が要り、置き場所も配管の条件で決まる、という点が出てくる
- 契約期間と解約金は各社でかなり違う。プレミアムウォーターのMOM CLUBは最低利用期間5年
- 賃貸なら、水道直結型は申し込み前に管理会社への確認が必要
我が家はまだ乗り換えていません。ただ「ボトルが邪魔」という不満に対して、それを解決する選択肢がちゃんと存在することは分かりました。同じところで引っかかっている方の参考になればと思います。
子育て向けの割引があるかどうかで、プレミアムウォーター・クリクラ・feel free・ハワイウォーターを比べた記事も書きました。→ ウォーターサーバーの子育て割、対象になる子どもの年齢が違った|プレミアムウォーター・クリクラほか4サービス【2026年9月・公式】
出典
- 株式会社アスター「次世代ウォーターサーバー OCEAN」料金・特定商取引法に基づく表記・解約について
- 株式会社明和堂「アクアバンク」公式サイト
- 株式会社トーエル「信濃湧水」公式サイト
- 「アルピナウォーター」公式サイト
- プレミアムウォーターの料金は2026年9月11日に公式サイトで確認し直した値です(12.5Lボトルへの変更後)
(いずれも2026年9月2日確認。料金・契約条件は変更される場合があるため、申し込み前に必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください)


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