ピジョンの哺乳瓶の消毒・除菌|煮沸・薬液・スチーム除菌器を比較【我が家はレンジ消毒だった】

哺乳瓶の消毒、今はどう選ぶ? 煮沸・薬液・スチームをピジョンの公式情報で比較 子育て便利グッズ

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我が家は4人の子ども(中学生1人・小学生1人・保育園2人)を育てています。哺乳瓶はピジョンの「母乳実感」(プラスチック製)を使い、消毒にはピジョンの電子レンジで消毒する用品を使っていました。

ところがピジョンは、2024年2月頃から順次、商品パッケージや取扱説明書の「電子レンジ除菌」の表示を「不可」に変えています(ピジョンのお知らせ:https://support.pigeon.co.jp/notice/microwave/ )。

この記事では、ピジョンの哺乳瓶を使う家に向けて、ピジョンが案内している消毒・除菌方法を整理しました。以下の比較や購入候補は、使用体験ではなく公式情報に基づきます。医療の助言でもないので、お使いの製品の取扱説明書とメーカーの案内に従ってください。

この記事でわかること

  • ピジョンの「電子レンジ除菌」の表示変更で、何が変わったか
  • ピジョンの哺乳瓶で案内されている3方式(煮沸・薬液・スチーム除菌器)の、手間・待ち時間・置き場所の違い
  • 手元にレンジ用のケースがある場合に、確認したいこと

我が家はピジョンのレンジ消毒を使っていた

我が家では、4人とも、哺乳瓶の消毒にピジョンの電子レンジで消毒する用品を使っていました。

使っていた理由は、「つけておく時間とかないから、時短できるし楽」だったからです。

消毒は、基本的にこのレンジの用品でしていました。

ただ、ピジョンは2024年2月頃から順次、電子レンジ除菌の表示を「不可」に変えていて、今は煮沸・薬液・スチームをすすめています。我が家の使い方をそのままおすすめはせず、ここからはピジョンの現在の案内で整理します。

ピジョンは「電子レンジ除菌」の表示を変更している

何が変わったか

ピジョンのお知らせによると、2024年2月頃から順次、商品パッケージや取扱説明書などの「消毒・除菌方法」の表示で、電子レンジ除菌を「〇(可能)」から「×(不可)」に変えています。あわせて、専用の除菌器で電子レンジ以外の熱源を使う「スチーム除菌」の項目が追加されています(https://support.pigeon.co.jp/notice/microwave/ )。

主な対象商品は、哺乳びん・乳首・さく乳器・ベビー洗浄消毒用品・食器食具・おしゃぶりなどです。哺乳瓶だけでなく、乳首も対象です。

以前「レンジ〇」だった商品は?

お知らせには、商品の仕様や素材に変更がない場合も、すべての商品で電子レンジ除菌は不可になる、と書かれています。

一方、ピジョンのQ&Aでは、購入時のパッケージ等の表示が「レンジ〇」の商品は、専用容器の取扱説明書にある加熱条件や水の量を守れば電子レンジ除菌ができる、と説明しています。そのうえで、安全に消毒・除菌してもらうため、「〇」だった商品も順次「×」に変えており、変更後は煮沸・薬液・スチームを案内するとしています(https://support.pigeon.co.jp/faq/detail-1535.html )。

購入時から「レンジ×」の商品は、もともと電子レンジ除菌はできません。

つまり、古い説明書に「レンジ〇」とあっても、ピジョンが今すすめている方法はレンジ以外です。手元の哺乳瓶や乳首をどうするか迷ったら、ピジョンのお客様相談室に確認するのが確実です。

変更の理由として挙げられていること

ピジョンは理由として、電子レンジの取扱説明書では食品の加熱・調理以外の使用が禁止されていること、日本電機工業会が哺乳びん等のレンジ除菌について注意を呼びかけていることを挙げています。

日本電機工業会のQ&A(Q7)でも、電子レンジを調理以外に使うと、発煙・発火・破裂・やけどなどの原因になると説明されています(https://www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/renji/qa.html )。

他社の電子レンジ用ケースはどう考える?

他社には、電子レンジを使う除菌ケースを今も案内しているメーカーがあります(例:コンビ「除菌じょーず」https://www.combi.co.jp/store/nursing/jokincase/g/g119218/ )。

ただ、それはピジョンの哺乳瓶や乳首を電子レンジにかけてよい、という意味にはなりません。使う場合は、ケース・電子レンジ・哺乳瓶と乳首、それぞれの取扱説明書で確認してください。

厚生労働省の資料(2007年の仮訳)

厚生労働省が掲載しているWHO/FAOのガイドライン(2007年・仮訳)では、家庭で市販の滅菌器を使う場合はメーカーの取扱説明書に従うこと、煮沸消毒もできることが書かれています(家庭の項 3.1.1、本文17〜18ページ:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/dl/070604-1b.pdf )。

表示変更よりずっと前の資料で、滅菌器の例に電子レンジ式も挙がっていますが、前提は「メーカーの取扱説明書に従う」です。ピジョンの商品は、ピジョンの今の案内を確認してください。

この記事で比較する3方式

ピジョンは、同社の哺乳びん(プラスチック製・耐熱ガラス製)と乳首・キャップ・フードについて、煮沸消毒・薬液消毒・スチーム除菌(専用除菌器)ができると案内しています(https://support.pigeon.co.jp/faq/detail-775.html )。

どの方法も、先に哺乳瓶・乳首などを洗って、よくすすいでから行います(ピジョンの案内:https://support.pigeon.co.jp/bottle/ )。

以下の時間や濃度は、それぞれの製品の条件です。ほかの製品にそのまま当てはまるとは限りません。

煮沸:手持ちの鍋でできる

ピジョンの案内では、大きな鍋にたっぷりの水と、よく洗った哺乳びん・乳首などを入れて火にかけ、沸騰後3〜5分です(https://support.pigeon.co.jp/bottle/ )。

大きめの鍋があれば始められます。注意点は次のとおりです。

  • 鍋肌はお湯より高温になるため、プラスチック製品が触れると変形することがある
  • 煮沸中は鍋のそばを離れない
  • 煮沸しすぎると製品を傷める
  • 取り出すときは製品が熱くなっている

薬液:つけておけば、その間は手が空く

代表的な2つの条件を、メーカーの案内どおりに並べます。

ピジョン「ミルクポン」

杏林製薬「ミルトン(液体タイプ)」(第2類医薬品)

ピジョンは薬液の短所として金属製品がさびることを挙げ(https://support.pigeon.co.jp/bottle/ )、ミルトンも金属製の容器や金属製品を使わないよう案内しています。

薬液や除菌料は、ほかの消毒剤・漂白剤などと混ぜず、製品の注意事項に従ってください。

薬液はつけている間に手が空く一方、つけてから1時間以上たつまで使えないので、哺乳瓶の本数に余裕があるかも考えたいところです。

スチーム除菌器(電気式):ボタンで除菌から乾燥まで

電子レンジを使わず、本体でスチームを作るタイプです。除菌の直後は蒸気や部品が熱いので、取り出すときはやけどに注意し、取扱説明書の手順に従ってください。ピジョンの商品情報には次の2つが載っています。

ポチットポチットスリム
除菌約12分約12分
除菌乾燥約57分約47分
入る量母乳実感240mlを5本まで母乳実感2セット分
使う水100ml90ml
大きさ幅23.0×奥行25.6×高さ34.4cm幅15.0×奥行23.5×高さ34.2cm
重さ約2.9kg約1.9kg

出典:ピジョン商品情報(ポチット https://products.pigeon.co.jp/item/index-2457.html /ポチットスリム https://products.pigeon.co.jp/item/index-2730.html )

どちらも使えるのは「耐熱温度100℃以上・煮沸可能なもの」です。また、ピジョンは除菌後の状態が続くわけではないので、なるべく早めに使うよう案内しています(https://support.pigeon.co.jp/faq/detail-775.html )。

3方式の比較表

煮沸薬液スチーム除菌器(電気式)
手間鍋で沸かし、そばで見ている溶液を1日1回作り、つけておく水を入れてボタンを押す
待ち時間沸騰後3〜5分(ピジョンの案内)+沸かす時間1時間以上(ミルクポン・ミルトンの条件)除菌約12分、除菌乾燥47〜57分(ポチット・ポチットスリム)
初期費用の目安手持ちの鍋があれば追加なし例:ミルクポンS 60包 1,969円+つけ置き容器ポチット 17,380円/スリム 14,080円
置き場所使うときだけ鍋つけ置き容器を置く場所本体の場所(幅15〜23cm程度)

※続けて使う費用は、薬液なら薬液代、スチーム除菌器なら電気代がかかります。上の価格例は、ピジョン公式オンラインショップで2026年9月28日に確認した税込の商品価格です(送料は商品や条件で異なります。確認時、ポチットは送料無料の表示でした。販売ページで確認してください)。ミルクポンS 60包は1,969円なので、1日1包なら約32.8円/日です。液体のミルクポンやミルトンとは別の製品・価格です。ポチットスリムは確認時点で在庫なし・入荷日未定の表示でした。価格・在庫は変わるため、購入前に確認してください。

価格の確認先:ミルクポンS 60包/ポチット/ポチットスリム(ピジョン公式オンラインショップ)

方式別の購入候補(広告)

煮沸は手持ちの大きめの鍋でできるので、ここでは薬液とスチーム除菌器の候補をまとめます。いずれも使用体験ではなく、メーカーの公式情報で条件を確認したものです。電子レンジを使う除菌用品は、ピジョンの今の案内に合わせて載せていません。

薬液

スチーム除菌器(電気式)

検索結果には対象外の商品も並びます。商品名と使い方を販売ページで確認してから選んでください。

暮らし方で考えるときの軸

どれが安全か、という比べ方はしません。ここでは、毎日の続けやすさの軸だけ並べます。

  • 夜中のミルクが多い:「沸かして見ている時間」「1時間以上待つ時間」「除菌の約12分」のうち、どれが負担になりにくいか
  • キッチンが狭い:薬液のつけ置き容器と、除菌器の本体(幅15〜23cm程度)のどちらを置けるか
  • 帰省や外出が多い:出先で鍋・容器・電源のどれが用意できるか

まず手持ちの鍋で煮沸を試し、負担に感じた部分に合わせて薬液か除菌器を検討する順番もあります。

哺乳瓶の素材も確認しておきたい

我が家で使っていたのは、ピジョン「母乳実感」のプラスチック製です(容量や世代が現行品と同じかは確認できていません)。

現行の「母乳実感 哺乳びん(プラスチック製)240ml」の商品情報では、びんはポリフェニルサルホン(PPSU)、乳首はシリコーンゴムで、消毒・除菌方法は「煮沸/スチーム○・レンジ×・薬液○」と表示されています(https://products.pigeon.co.jp/item/index-2378.html )。耐熱ガラス製(びんはほうけい酸ガラス)も、同じく煮沸・スチーム・薬液が○、レンジは×です(https://products.pigeon.co.jp/item/index-2382.html )。

素材を選ぶときは、使いたい消毒方法の表示が○かを、びん・乳首それぞれで見るのが確実です。我が家が使ったものと現行品が同じかは確認できていないので、販売ページの表示も見てください。

(広告)Amazonでピジョン「母乳実感」(プラスチック)の一覧を見る

手元にレンジ用のケースがある場合

ピジョンの「電子レンジスチーム&薬液消毒ケース そのまま保管」は、2023年4月に製造を終了し、バスケットとパッキンの販売も終わっています(https://support.pigeon.co.jp/faq/detail-1420.html )。

薬液用として使い続けられるかは、手元の取扱説明書を用意してピジョンのお客様相談室に確認するのが確実です。他社のケースは、そのメーカーに確認してください。

消毒・除菌はいつまで?

ピジョンのQ&Aでは、生後3〜4か月頃までは哺乳びん類の消毒・除菌が欠かせないとしています。その時期を過ぎても、赤ちゃんの体調がすぐれないときや梅雨どき・夏場は消毒・除菌をしたほうが安心、と書かれています(https://support.pigeon.co.jp/faq/detail-44.html )。

これはピジョンの案内です。気になるときは、かかりつけの医師や自治体の保健師に相談してください。

まとめ

我が家はピジョンのレンジ消毒を使っていましたが、ピジョンは2024年2月頃から順次、電子レンジ除菌の表示を「不可」に変えています(購入時の表示が「レンジ〇」の商品は、専用容器の条件を守れば今も可能とQ&Aにあります。購入時から「レンジ×」の商品は不可です)。この記事で比べたのは、ピジョンがすすめている次の3つです。

  • 煮沸:手持ちの鍋で始められる。そばで見ている時間が要る
  • 薬液:つけておく間は手が空く。1時間以上つける必要がある
  • スチーム除菌器(電気式):ボタンで除菌から乾燥まで。置き場所が要る

どれを選ぶ場合も、お使いの製品の取扱説明書とメーカーの案内に従ってください。

ミルク作りに使うお湯や水のことは、こちらにまとめています。
→ 調乳にウォーターサーバーは便利?プレミアムウォーターを使った話

出典

確認日:2026年9月28日。時間・濃度・大きさは、各製品の公式情報に書かれた条件です。

  • ピジョン「『電子レンジ除菌』不可へ表示変更のお知らせ」
  • ピジョン Q&A(電子レンジ除菌ができる商品/哺乳びんの消毒方法/消毒・除菌の方法/消毒はいつまで/そのまま保管の部品)
  • ピジョン「はじめて哺乳びん・乳首をお使いいただく方に」
  • ピジョン 商品情報(ミルクポン1000mL/ミルクポンS/ポチット/ポチットスリム/母乳実感 プラスチック製・耐熱ガラス製)
  • 杏林製薬「ミルトン(液体タイプ)」「よくあるご質問」
  • 日本電機工業会「オーブンレンジ・電子レンジ Q&A」
  • 厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」(WHO/FAO 2007年・仮訳)
  • コンビ公式ストア「除菌じょーず」

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この記事を書いた人

4人の子どもを育てながら、実際に使ってよかったもの・微妙だったものを正直にレビューしています。おむつの定期便やベビーベッドのレンタル、ウォーターサーバー、学資保険代わりの生命保険など、すべて我が家で実際に検討・利用した体験がベースです。同じように育児に追われる中で「時短」や「失敗しない選び方」を探している方の参考になればうれしいです。

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