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子どもが成長して、それぞれのスペースが必要になってきた。今の子ども部屋を2つに分けたいけれど、家具で区切るだけで足りるのか、壁を作るべきなのか。
我が家は4人の子どもを育てています。以前、リフォーム会社で3年ほど、営業・現場・見積もりの仕事をしていました。自分の家についても、子どもの成長に合わせて間取りを変えられるかを気にしています。
この記事は、我が家で間仕切り工事をした体験談ではありません。メーカーの公式情報を参考に、仕切り方の違いと、購入・工事の前に確認したいことを整理しました。
先に決めたいのは「自分の場所を作りたい」のか、「音や出入りも分けた個室が必要」なのか。 ここが決まると、比較する方法を絞りやすくなります。
3つの仕切り方を比較
| 方法 | 検討しやすい希望 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 家具・パーテーション | 自分の机や収納の場所を分けたい | 音は別。転倒防止と通り道も確認 |
| 開閉式の間仕切り | 分けた部屋と広い部屋を使い分けたい | 開いたときの位置、取付条件、音の通り方 |
| 壁を作る工事 | 継続して使う個室にしたい | 扉・窓・照明・空調を含めて相談 |
これは選ぶ順番を考えるための比較です。どの方法でも、実際の製品・寸法・設置場所によって条件が変わります。
パナソニック ホームズは、家具やパーテーションなどで空間を分ける方法を紹介する一方、簡易的な仕切りに大きな防音効果は期待できないと説明しています。音も分けたい場合は、見た目だけで選ばず、工事の仕様を相談する必要があります。[1]
家具で仕切るなら、置く位置と固定方法を先に確認
家具で区切る案は、机や持ち物の置き場所を分けたいときの候補です。ただし、背の高い本棚を部屋の真ん中に置けば解決、とは考えないほうがよさそうです。
東京消防庁は、寝る場所や座る場所への家具の配置を見直すよう案内し、避難通路や出入口付近に倒れたり移動したりしやすい家具を置かないよう呼びかけています。固定方法も、家具や取付場所に合うものを選ぶ必要があります。[2]
購入前に、次の3つを販売店やメーカーに確認します。
- 部屋の中央で仕切りとして使える製品か
- 指定された転倒防止対策を、予定の場所で実施できるか
- 引き出しや扉を開けても、ベッドから出入口まで通れるか
「工事不要」と「固定不要」は別です。賃貸などで固定に制約がある場合は、その条件も先に伝えて選びます。本体価格だけでなく、配送・組立・指定の固定に必要な費用も合わせて比べます。
開閉式なら、閉めた状態と開いた状態の両方を見る
パナソニック リフォームClubには、子どもの成長後に「動く壁」で仕切れるよう工夫した事例があります。[3]
ただ、開閉できるだけで、希望どおりの個室になるとは限りません。閉めたときの音や光、開いたときのパネルの位置、家具との干渉は製品と間取りによって変わります。
相談するときは、分けた図だけでなく、開いたときの図も見せてもらうと比較しやすくなります。「毎日開け閉めしたい」のか「普段は閉めたまま」なのかも、伝えておきたい条件です。費用は本体と取付工事に加え、下地や内装の工事が必要かを確認します。
壁を作るなら、窓・扉・照明・エアコンも一緒に
床の広さを半分にできても、そのまま2つの使いやすい部屋になるとは限りません。
パナソニックの子ども室の計画ガイドでも、将来仕切る場合のドア・窓・照明・空調の配置が挙げられています。また、子ども室の計画ではコンセント位置や通信環境も確認項目になっています。[4]
そこで、図面を見ながら施工会社に確認する質問をまとめました。
| 確認すること | 相談するときの質問例 |
|---|---|
| 出入り | それぞれの部屋へ、もう一方の部屋を通らずに入れますか? |
| 窓と換気 | 分けた後の明るさ・換気はどう確保しますか? |
| 冷暖房 | 仕切りを閉じても両方の部屋を冷暖房できますか? 追加工事は必要ですか? |
| 電気 | 照明のスイッチやコンセントを、それぞれの部屋で使えますか? |
| 音 | 話し声や生活音をどこまで抑える仕様ですか? 扉や隙間も含めて教えてください |
| 工事中の生活 | 子どもの寝る場所・荷物の移動・作業場所への立入りはどう分けますか? |
| 将来 | 再び1部屋に戻したくなった場合、どの工事が必要ですか? |
この表は相談用の整理です。個別の住宅で工事できるか、建物の条件を満たすかの判断は、建てた会社や施工会社に図面・現地を確認してもらいます。
費用は「壁だけ」と「2部屋として使うための総額」を分ける
今の家の寸法や設備の位置が分からない段階で、「何万円あれば必ずできる」とは言えません。
比べたいのは、壁の金額だけなのか、扉・照明・エアコン・内装の復旧まで含むのか、という見積もりの範囲です。費用が安く見えても、必要な工事が別になっていれば同じ条件では比べられません。
私は、相見積もりを取って比べたほうがいいと考えています。国民生活センターも、複数の事業者に依頼することを伝え、工事範囲や仕様、数量、単価などを確認して比べる流れを案内しています。[5]
最初の相談では、次のメモを同じ内容で渡すと整理しやすくなります。
今の部屋を2人で使っています。希望は【机の場所を分ける/音や出入りも分ける】ことです。今の窓・扉・照明・エアコンは図面のとおりです。必要な工事と、別料金になる項目を分けて教えてください。住みながらできるか、将来戻せるかも確認したいです。
上の文章は相談文の例で、我が家の間取りや施工経験の記録ではありません。
見積もりを依頼する段階になったら
まず、家を建てた会社や相談できる地域の施工会社に確認する方法があります。複数社を探す方法の一つとして、リフォーム比較プロのような見積もり比較サービスもあります。
我が家でこのサービスを利用した体験はありません。依頼前に、希望する間仕切り工事と地域が相談対象か、連絡方法や紹介の流れを確認してください。
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まずは、子どもがどう使いたいかを決める
自分の机や持ち物の場所を分けたいなら、家具による区切り方から比較できます。広く使う場面も残したいなら開閉式、個室として継続して使いたいなら壁を作る案を相談する、という順番です。
「何歳だから個室」と一律に決めるより、寝る時間・勉強する場所・一人で過ごしたい場面を子どもと話し、必要な仕切りを選びたいですね。
住みながらのリフォームや相見積もり全体については、子育て中の家のリフォームの記事にもまとめています。
我が家が家を建てたときは、子ども1人に1部屋という形にしました。そのときに考えた部屋・収納・動線の話はこちらです。→ 子ども4人の家を建てた話|住宅メーカーを決めた理由と、家の中で考えた3つのこと
出典
確認日:2026年9月20日。メーカーの事例は、その住宅・製品での例であり、同じ工事がすべての家でできることを示すものではありません。

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